真心の言葉は伝わる、といういい話風のそうでもない話

  • 2017.07.05 Wednesday
  • 10:39

 

外勤めの頃、コミュ障の割に可愛がられる方でした。

まだ若くて可愛かったというのは大きかったと思いますが、

(少なくともチョウチンアンコウやハダカデバネズミには圧勝という程度には

可愛かったと自負しております)

「人をいい気分にさせるのがうまい」と思われていたふしがあります。

 

その1「お嬢さん4人でしたっけ?」

 

同じ職場で違う係の係長さんには、美人な奥様と3人のかわいい娘さんがいまして、

時々、家族旅行先で撮った写真を見せてくれました。

仕事柄、定期的に職場を訪れる現像プリント業者の方がいたので、

個人的な写真もそこでお願いしているようでした。

 

いつものように、仕上がりチェックがてら写真を見ていた係長さんの背後に人が集まり、

ここ行ったことがあるとか、この間(写真の旅行先で買った)のお土産がおいしかったとか、

口々に無難なことを話していた中、まだ若くて可愛かった私はこう言いました。

 

「あれ、お子さん3人っておっしゃってましたよね?4人?

こんな立派なお嬢さんもいたんですか?」

 

誓って言いますが、私は歓心を買うためにお上手を言ったわけではなく、

ふと浮かんだ疑問を口にしただけでした。

さすがに当時40代前半だった係長さんの、3人子供を産んだ奥様を

15歳以下だと思ったわけではありませんが、

とてもきれいで若々しくて、頑張れば20代ぐらいに見えたので、

あら?ひょっとしたらすごく結婚早かった系?くらいの気持ちで聞いただけでした。

 

…それ以来、私はこの「違う係の係長」の大のお気に入りになり、

お昼ご飯も時々おごってもらっていました(350円の職員食堂の定食ですが)

 

 

その2 「すっごくキレイな人ですね!」

 

選挙事務のバイト(という表現は不正確なのですが)にて。

自治体職員が各々の自宅の近所またはエリア内の投票所に割り振られることが多いため、

職員同士もご近所である確率が高く、何なら投票に来る人も人見知りが多いという

シチュエーションをご想像ください。

 

私はいわゆる「受付(投票用の入場はがきをチェックする)」係でしたので、

投票所に入ってくる人を一番先に確認できます。

何となく混み合う時間、ガラガラの時間、どちらでもない時間のうち、

「どちらでもない時間」に、ほっそりしているけれどお腹の大きい、

往年のドラマ『うちの子にかぎって…』で、

田村正和演じる「先生」の「妊娠中の若妻」を演じたときの森下愛子さんのような、

色白で何ともあえかな風情の美女が来ました。

年齢は私より幾つか上で、20代後半という感じでしょうか。

 

おお、きれいな人だなあと内心思ったのですが、

1人か、もしくはそこまで口を利いたことがない人と一緒だったなら、

多分「内心」で終わったことでしょう。

たまたまそのとき同じ係だった人は、同じ部署の先輩だったので、

何の気なしに口をついて出てしまいました。

 

「あの人すごくキレイじゃないですか?あの紺色のワンピースの人」

「ん?ああ、あの人はね…」

(ここで受付をしたため、会話が途切れました)

 

私は全く知らなかったのですが、実はその女性は、

2人いた名簿照合係(受付の後の段階)の男性のうちの1人…の奥様だったのです。

受付とは至近距離だったことと、ご自分の奥さんが入場というタイミングだったことで、

私の「ぼそっ」がナチュラルに耳に飛び込んできたので、

「オー、うちのワイフが褒められてるよ」

満更でもないお気持ちになったようです。

 

全く別の部署の方だったこともあり、

その日までその男性とは口も利いたことがなかったのですが、

その選挙翌日以降、職場の売店などで顔を合わせると、

「やあ、○○さん、今日もカワイイねえ!」というノリで、

やたら朗らかにあいさつされるようになりました。

(ご飯はおごってくれませんでしたが)

 

面白いのは、どちらも「知らずに奥様の若さや美貌を褒めた」ことが

きっかけだったことです。

奥様を褒められるのはやはり嬉しいものなんでしょう。

そして、お世辞ではないということが十分伝わったからこそ、

あそこまでのフレンドリーさを私のような者にまで振り撒いてくれたのではと。

何とも微笑ましい限りです。

 

我が夫婦は今日が結婚記念日です。

『少年アシベ』の父ちゃん&母ちゃんのように「愛を贈る」だけですが、

ついでにおかず上乗せサービスか、ケーキかワインでも買ってきますかね。

声優さんは偉大ナリ(こなみかん)

  • 2017.07.02 Sunday
  • 20:01

 

タブレットを「横使い」にして、

1日じゅうdアニメストアでいろんなアニメを再生しながら仕事をしました。

 

いつものようにBGMの意味もあったのですが、

今回の場合は「仕事の一環でね…」という言い訳も立つシチュエーションでした。

最近はいろんなお立場の人が、さまざまなアニメについての考察を堂々と口に出している時代ですので、

一見堅苦しそうな肩書の方や、おしゃれ系のお仕事の方のインタビューや座談会でも、

意外とおなじみのタイトルが飛び出したりします。

つくられた現象だという批判も一部あるものの、まさにクールジャパン万歳でございます。

 

仕事上で確認したくて見たものを再生した後は、

主に「S」という若手イケメンで鳴らしている声優さんの出演作を見ていました。

 

実は特にこの人のファンというわけではないのですが、

この人が演じているキャラクターにお気に入りが多いためです。

愛すべきヘタレや、ソフトで気立てのいいイケメン役が多いせいか、

触れていて何ともいやされるんです。

 

「特にファンというわけではない」と書くと、

ディスったと解釈される可能性があるので一旦は名前を伏せたのですが、

考えてみたらそんなに問題なさそうですね。

その人の名は、島崎(※)信長さんです。

「カブキブ!」の花ちゃんこと丹羽花満くん、「私がモテてどうすんだ」の六見遊馬先輩、

「はんだくん」のタイトルロール、「斉木楠雄のΨ難」の厨二の海藤くん、

「少年メイド」の円さん、「キズナイーバー」の由多次人くん(元健康優良児)、

「俺物語」のスナくん、「銀の匙」の相川くんなど、

アニメが気に入ったorそうでもないに関わらず、

信長くんが演じた役は「なんか好きだなあ」と思えたものが多いことに気付きました。

ということは、声と役の間で違和感を覚えなかったということでしょう。

これはもはやファンといっても過言ではないのかもしれません。

※本当はこの「さき」ではないのですが、正式なものは機種依存文字のため

念のため置き換えました。

 

そもそも学校で教えるのが間違いなのか…「敬語」のお話

  • 2017.06.30 Friday
  • 08:22

 

高校時代、新聞部でした。

 

当時の部室は中校舎2階の小部屋でした。

下が掃除用具部屋、上が写真部の暗室といえば、

どんだけ小部屋だったか、何となく想像していただけましょう。

 

そんな部活に、なぜか毎年2、30人の入部希望者が来ます。

新入生向けの部活紹介で、「他校との交流が盛ん(うそではない)」とか、

「全国コンクールでの入賞実績」とかを打ち出したおかげでしょう。

メジャーどころの運動部なら「全国大会出場!」だけでも実力のほどが示せるでしょうが、

そもそも新聞部のコンクールなんて、基本的に「全国」しかないんですよ。

それの幾つかある賞の1つに、たまたま運よく引っかかっただけだったりします。

 

当地では我が校とトップ進学校である男子校がコンクール常連で、

同じ年に同レベルの賞に入ったとき、地元新聞が取材に来ました。

「(もう1校を)ライバルだと思いますか?」的な質問をされ、

僭越ながら、部長などさせていただいていたので、

「勝ってはいませんが、負けてもいないと思います」と無難に答えたのですが、

その場に居合わせたカメラ担当の方に「ハッ」と鼻で嗤われました。

根に持ちやすい私は、

「ここの新聞だけはとるまい。親にも釘を刺しておこう」と心に誓ったものです。

 

まあ中学時代、別件で同社の取材を受けたときも、

言ったことと逆のことを書かれた「実績」が既にあったので、

もともと印象として「こんにゃろ」ではあったのですが。

 

ひょっとしたら、たまたま鼻の奥に落花生の粒かうどんでも詰まっていて

不快だったのかもしれませんが、

そのタイミングで鼻を鳴らしたことには悪意しか感じません。

取材に来る前に取り除いてこいって話です。

 

さて、コンクール入賞実績のおかげで、そこそこの予算はいただいていましたが、

部室はまさにウナギの寝床状態で、小さな窓が1つあるだけの粗末なものでした。

初回ミーティングなどは隣の普通教室を使っていたので、大人数でも問題なかったし、

結局大半が途中でやめるか幽霊部員になるかだったので、常連組は各学年1ケタ台で、

3学年合わせても10人前後でした。つまり、ウナギの寝床で十分だったわけです。

 

ある学年が修学旅行や学習旅行にから帰ってくると、

部室内で各地の銘菓が飛び交いました。それはまあよくある風景でしょう。

 

私が2年生のとき、学習旅行から帰ってきた1年生が

お土産の箱を開けた状態で打ち合わせ用の机に乗せ、かわいいメモを添えていました。

「みなさんで1つずついただいてください」

 

「…って書いてあったんだけど、新聞部員としてどうかと思うんだよね。

一応言葉が「商売道具」なんだし。

でも、なんか小姑みたいに注意するのもアレだしさー」

と、他校の友人に半分愚痴のように話したときのリアクションが、

「え?それどこがおかしいの?」

でした。

 

「いやいや、だって「いただいてください」だよ?」

「だから、食べてくれってことでしょ?」

「そうなんだけど、「いただく」ってさ…」

「?????」

「?????」

 

どうも話がかみ合わないなあと思っていたら、

メモを書いた1年生も友人も、

「いただく=「食べる」の丁寧な言い方」として認識していたのですね。

言うまでもありませんが、「いただく」は謙譲語ですから、

物を喫食する意味で使うのはまあいいとして、

人のアクションを表す言葉として使うのは間違っていると言いたかったのですが、

初手から理解が違っていたのでした。

 

などと思っていたら、この「「食べる」の丁寧な言い方」という認識は、

かなり一般に広がっている印象です。

ゲーノー人がテレビのグルメ番組や旅番組で

「アタクシは日本酒はいただきませんの」とか言ってます。

ぎりぎり合っていなくもないのですが、

共演者に「○○さんはワインはいただきますか?」

などと振っているところも見ると、やはり「そういう」認識のようです。

 

尊敬語と謙譲語の使い分けについては、

確かに一回立ち止まらないとわかりにくいことが多いのですが、

そもそもここの切り分けができていない人が結構います。

もっともこれを指摘する私も、「ご存じですか?」とか普通に使っちゃいますので、

ひとさまを指差して「へへーん、間違えてやんの!」とまでは言えません。

 

日本人は敬語というものを、義務教育の国語の授業で教わりますが、

ひょっとしてコレがだめなんじゃないのかな?と思わないでもありません。

認識が人によってまちまちでは困るから義務教育で教えるのでしょうが、

別に叩き込むじゃなし、さらーっと流れていくような教え方です。

(喉から血が出るようなコーチングをされた記憶がある方がいらしたらすんません。

少なくともうちのガッコの先生はそうでもなかったもんですから)

 

学校で教わったことの定着の悪さは、

学校を一通り卒業した人間が一番よく知っているはず。

「敬語の使い方がわからないと、社会に出てから困る」と言う割に、

絶対一部の人しか覚えていられないような教え方をするのは

どういう悪意なのでしょうか。

 

「どうしても学校で教えたいのなら、「敬語」という科目にすべきだ!」

宅の旦那が申しておりました。

そうだねえ。子供を一つところに集めて何か教えるのには

学校の入れ物とシステムが結局便利なんだよねえ。

言葉の誤用は何が一番問題か?

  • 2017.06.25 Sunday
  • 23:21

 

先ほどラジオを聞いていたら、「妙齢の男性」という言葉が飛び出しました。

え?え?

男性に「妙齢」と使っている時点で大分意味がわからないのですが、

話の流れからすると、年配(少なくとも中年以降)という意味で使っているようです。

 

念のために、こういうものを張っておきましょう。

goo辞書「妙齢」

https://dictionary.goo.ne.jp/thsrs/4859/meaning/m0u/

 

同義語として「娘盛り」「女盛り」などが上がっていることから、

まず男性に使う言葉ではないことはおわかりいただけましょう。

いわゆる「番茶も出花」な、女性が最も美しいとされる若い年代のことを指す言葉です。

 

ところがこの言葉、なぜか「微妙な年齢」とか、

もっと言うと「年寄り」みたいな意味で誤用されることがかなり多いようです。

「妙」という字にあまり好ましからざるニュアンスを感じる人が多いからでしょうか。

 

時の流れに従い、「中年以上の微妙なお年頃」という訳わからん意味の方が

正しいとされるようになる可能性もありますが、

少なくとも、現時点ではきっぱり誤用です。

正しい意味で使ったり理解したりしている人との間で

会話が成立しないという事態を招きますから、

できれば皆さんに正しい意味で使ってほしいなあと思うのは、ワガママでしょうか。

 

もちろん自分だって、100パー正しい言葉を話している自信はありませんが、

「私どうしてこの言葉をこの意味(ニュアンス)で使っているんだっけ?」

という疑問が少しでも湧いたら、一度辞書を当たるなどするくせはつけています。

 

話は少し変わりまして、

少し前、レギュレーションガッチガチの仕事を多く請け負っていた頃。

どのくらいガッチガチだったかというと、フォントの種類やサイズもすべて指定され、

あらかじめ組まれたスタイルに上書きするのがデフォルトの作業だったのですが、

それとは別に「仕様書」というものを毎回渡されていまして、

基本はこちらに従うようにと指示されました。

 

仕様書に従ってスタイルが組まれていたからこその通達ですが、

たまに途中で半端な変更があったりして、

どっちが正しいのかわからない状態になっていることもありましたが、

そのときのプライオリティーは仕様書の方が上でした。

 

担当者曰く、

「例えるなら、仕様書は市販の物差し、

スタイルは市販の物差しを使って紙で作った物差し

とのことでした。

まさに言い得て妙というか、大変納得できる説明だと思います。

 

まあ、中には結構いい加減なのや目盛りが読みづらいものもなくはないものの、

いわゆる物差しの素材は、硬めのプラスチック、金属、木などです。

対して、紙で作った物差しとは?

スケールこそ市販のものをなぞったものであっても、

破れる、濡れる、よれる、曲がる、なくす(!)と、

危険がいっぱいです。

要するに「確固たるものではない」ということですが、

誤用されやすい言葉って、これに似ている気がします。

 

同じ2センチを測りたいとき、

しっかりした素材の物差しを使った人と、

「あ、物差しないけど大体こんなもんっしょ」

という人との間で食い違いが生じるのは当たり前です。

 

誤用を指摘されたとき(現実には指摘ってしづらいのですが…)

「でもー、言葉って生き物だしねー。変化して当たり前じゃん?」

という利いたふうなことを言う前に、

正しい物差しを調達しようと心がけた方が、

いろんな人と正しい会話ができて便利だと思うんです。

 

こういう考え方がもうアナクロなのかもしれませんし、

すべての人に強要しようとまでは思いませんが、

少なくとも私にとってはそれが望ましいし、

そう考えている人も一定数いるだろうと信じています。

 

しつこい頭痛に酪王ハイカフェオレ

  • 2017.06.23 Friday
  • 02:05

 

先ほど6月23日のGoogleバナーを見たら、

「塙保己一生誕 271 周年」だとか。

Googleのこの種のバナーを見るたび思うのですが、

どうしてこうも記念すべき数字が中途半端なのでしょうか。

 

ウィキペディアで調べたら、

実際には旧暦5月5日生まれで、新暦にすると6月23日なのだとか。

知識人、文豪、学者系に弱い私としては、

このジャンルの有名人が自分と同じかに座生まれなのは嬉しい限りです。

 

唐突に話は変わりますが、

6月22日日中、ぬるめの作業もこたえるほどの頭痛にうんざりしていました。

こんなときに限って薬箱には鎮痛剤の1つもないし、

買いにいこうにも、一番近い薬局が1キロ先だし、

歩くのも自転車もしんどい…という状態をやり過ごしました。

 

6時過ぎに次女が帰宅したとき、

「あ、買ってきてって言えばよかったんだ…」

初めて気づくほど鈍していました。

 

ここのところ、自分でまいた種とはいえ翌日午前中出しの仕事が連続し、

「夜遅く朝早い」という作業が連日だったため、寝不足がたたってしまったようです。

それから、今までほぼ意識したことはなかったのですが、

天気の変わり目というのも大きかったのかもしれません。

 

7時ぐらいになって少し楽になったので、

近所のスーパーに、冷蔵庫の欠品を補う程度の買い物に行くついでに

ミニストップに寄って、何か頭痛に効きそうなドリンクを買うことにしました。

俗にコーヒー、紅茶、緑茶などのカフェイン系、乳飲料、

温かい飲み物などが頭痛に効くと言われていますが、

何より大事なのは、「飲みたいか飲みたくないか」です。

 

・カフェインである

・乳である

・リラックスできる甘い味である

・好きな味である

 

このあたりの自分に都合のいい条件を総花的に取り入れ、直感的に選んだのは、

「酪王ハイカフェオレ」300ミリリットル入り税込114円でした。

ふだんは乳分の多い「カフェオレ」の方が断然好きなのですが、

今日に限っては、こころもち「コーヒーっぽい」ものが飲みたかったのです。

 

この効き目があったかどうかはわかりませんが、

頭痛に顔をしかめていたことを忘れるくらいリラックスできました。

買い置きしとこうかしらん?

 

今日は比較的時間があったので、見られなかったアニメをまとめて見ました。

『王室教師ハイネ』と『夏目友人帳 陸』が最終回、

『サクラクエスト』『喧嘩番長乙女』があと1回?のようです。

『弱虫ペダルNew Generation』はひょっとして3クールかな。

 

『王室…』の、映画『スミス都へ行く』をどこか想起させる展開、

ベタだけど悪くありませんでした。

台詞が丁寧で真面目な造りの乙女系は清々しい気持ちで見られていいですね。

『少年ハリウッド』以来のヒットです。

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